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Trajectory

二年ごとに開催される個展のタイトルは、絵画と写真の制作におけるキーフレーズの変遷と対応している。

絵画 Key Phrase

  • 01.2020-2021:〈人間に擬態する機械人間〉
  • 02.2022-2023:〈失われる人間性〉
  • 03.2024-2025:〈人間の流体性〉
  • 04.2026-2027:〈人類代の終り〉

写真 Key Phrase

  • 01.2022-2023:〈動的な平衡性〉
  • 02.2024-2025:〈時空間の流れ〉
  • 03.2026-2027:〈都市の幾何学〉

変遷のポイント

  • 2022:人間と機械の対立
  • 2024:人間と機械の溶解
  • 2026:人間と機械の共振

個展記録

01

〈 はやく人間になりたい! 〉

会場
Boji Gallery(渋谷)
会期
2022年9月9日(金)〜11日(日)
はやく人間になりたい! 告知画像

二つの二項対立について。ひとつは、発達障害の当事者として「普通の人間」に対する憧憬を抱いてきた個人的な経験。もうひとつは、社会適応の為に合理化する人間は、いかにして本来の人間性を取り戻せるか、という社会的な問題。人間と機械を二項対立とした上で、この二つの問題設定をタイトルに込めた。

02

〈 存在の濃淡 〉 絵画個展〈 溶けて光って 〉 写真個展

会場
DESIGN FESTA GALLERY WEST 1-G(原宿)
会期
存在の濃淡 2024年9月6日(金)〜8日(日)
溶けて光って 2024年9月14日(土)〜16日(月)
存在の濃淡 告知画像
〈 存在の濃淡 〉
溶けて光って 告知画像
〈 溶けて光って 〉

連続性とただ在ることについて。人間と機械を二項対立としてではなく、連続的に捉え直す。両者に明確な境界が存在しないとすれば、「普通/非普通」の境界もまた溶解する。これにより、制作者が抱えていた「普通」への憧れも解消される。その帰結として、人間の幸福には能力の有無よりも「ただ在る」という認識が重要である、という視座をタイトルに込めた。絵画個展「存在の濃淡」と写真個展「溶けて光って」を同時期に開催した。

03

〈 RESONANCE 干渉と連続 〉

会場
DESIGN FESTA GALLERY EAST 203(原宿)
会期
2026年12月11日(金)〜13日(日)
RESONANCE 干渉と連続 告知画像

干渉と連続の共振について。絵画制作におけるモアレや金彩は、異なる構造の干渉による創発現象の実装である。写真制作における撮影行為は、連続する時間の階層構造から断面を切り出し、再構成によって美を顕現させる。絵画における干渉、写真における連続、そしてその共振という三つのキーワードをタイトルに使用した。

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